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論文

核融合装置の水リーク探知技術開発用模擬リーク試験体の試作

廣木 成治; 丹澤 貞光; 新井 貴; 阿部 哲也; 清水 克祐*; 仲谷 潤之介*; 栗林 志頭真*

真空, 44(3), P. 329, 2001/03

核融合装置の真空容器内水冷機器(ブランケットやダイバータ等)や、二重壁構造の水冷式真空容器内にもし、水の漏洩(リーク)が生じた場合の新しい水リーク探知手法として、われわれはプローブガスを冷却水に溶解させ、水を流したまま水リーク探知ができる新しい方法を検討している。今回、その方法の原理実証試験を行うための模擬リーク試験体を試作した。同試験体では、プローブガスにクリプトンを使用する。模擬リークとしては、ニードル弁タイプのリーク弁を水循環系の3箇所に取付け、氷結しないようにヒーターで加熱する。このリーク弁を真空容器につなぎ、真空容器内に流入するクリプトンを四極子質量分析計で検出する。そして、クリプトンを溶解させてからそれを検出するまでの時間差を解析して、大まかなリーク箇所を特定できると考えている。

論文

Sensitive helium leak detection in a deuterium atmosphere using a high-resolution quadrupole mass spectrometer

廣木 成治; 阿部 哲也; 村上 義夫

Vacuum, 47(6-8), p.767 - 769, 1996/00

 被引用回数:7 パーセンタイル:39.56(Materials Science, Multidisciplinary)

核融合装置においてプラズマパラメータを改善して行くためには、プラズマに混入する不純物量をできるだけ少なくする必要があり、不純物混入の原因となる真空漏れはできるだけ防がなければならない。この真空漏れ探知には通常、ヘリウムリークディテクターが使われるが、通常のヘリウムリークディテクターはヘリウム(4.0026$$mu$$)と重水素(4.0282$$mu$$)を質量分離できず、重水素放電を行う核融合装置には使えない。そこで我々は、重水素ピークに対し10$$^{-4}$$のヘリウムピークを検出できる高分解能四極子質量分析計を開発し、これを組み込んだヘリウムリークディテクターを試作して種々の条件で評価試験を行った。

論文

カバーガスを用いたリーク探知法

中村 和幸; 小原 建治郎; 村上 義夫

真空, 28(5), p.351 - 353, 1985/00

JT-60の真空容器のリーク探知法を考案した。原理:真空容器の排気を止め、内部にリークガスと異なる種類のガス(カバーガス)を適当な圧力まで導入した状態にしておくと、リーク箇所を中心としてカバーガス中にリークガスの濃度勾配が生じる。この濃度勾配を適当な方法で測定することにより、リーク箇所を見つけることが可能である。実験:真空容器内に導入するカバーガスとしてN$$_{2}$$を、リークガスとしてはHeを用いて実験を行った。その結果リーク箇所の近傍にリークガスが高濃度で滞留することを確認した。

論文

大型真空容器のリーク探知に関する考え方

小原 建治郎; 中村 和幸; 廣木 成治; 阿部 哲也; 村上 義夫

真空, 27(5), p.339 - 342, 1984/00

大型真空容器をJT-60の真空容器として捉え、稼動後に発生した真空リークを想定、そのリーク検査について、JVX-IIで行なってきたこれまでの実験結果をもとにその考え方を述べる。検査はリーク検知(リークの有無)とリーク探知(リーク箇所の同定)の2つにわけられる。検査では、真空容器の規模と構造上の複雑さから従来のようにヘリウムガスをプローブガスとして使用することは不可能であり、検知、探知いずれの場合も大気側から真空容器内に流入してくる空気をプローブガスとする方法をとっている。検知では(1)排気曲線解析(2)残留ガス分析(3)プラズマ放電時の不純物のチェックが考えられるが、(3)は今後に待つとして(2)の方法が有効である。また、検知では、指向性センサーと真空用マニピュレータとの組み合わせによる方法が現時点では最も有効である。本論文では、JT-60に実際に適用する場合の問題点についてもふれる。

論文

大型真空容器のリーク探知法の基礎実験

廣木 成治; 小原 建治郎; 阿部 哲也; 村上 義夫

真空, 26(5), p.358 - 363, 1983/00

JT-60の真空容器は、内容積が約200m$$^{3}$$、内部には、リミタ、ライナ等が設置される。このように大型かつ複雑な真空容器にリークが発生した場合、従来のリーク探知法でリーク箇所を探知することはきわめて困難となる。そこでわれわれは、特にプローブガスを使用せず、リーク箇所を真空容器の内側から探知する手法を確立するための基礎実験を開始した。実験は、容器本体のポートの一部に模擬リークを取付け、乾燥空気を導入した。指向性センサとして電離真空計にタンタル製の細管とカバーを取付けた。そして、これを真空用マニピュレータの先端に固定し、リーク源付近で走査させ、センサ内圧力変化からリーク量及びリーク箇所を探知した。現状のシステムで、バックグランド圧力が1$$times$$10$$^{-}$$$$^{7}$$Torr程度で、10$$^{-}$$$$^{8}$$Torr・l/sec 台のリークを探知できた。今後の課題として、装置の小型化、高感度ガスセンサの開発などがあげられる。

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